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岩田さんが教えてくれた。仕事のモチベーションや成果は「他の人のHappyや笑顔」で決まる!!

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1. 岩田さんが教えてくれた。仕事のモチベーションや成果は「他の人のHappyや笑顔」で決まる!!

このブログでは仕事を通じて自己成長をしよう、ということを一環したテーマにしています。私自身が仕事で苦しみ、一時は起き上がれないくらいまで追い込まれましたが、苦労の中でもがき、学び、何とか乗り越え、結果、仕事を通じて成長ができました。皆さんに、苦労や困難は一時的で必ず切り抜けることができるので安心してほしいこと、そしてその結果、必ずスキルのみならず人間的にも成長でき、結果としてキャリアアップも可能ということを伝え続けています。

 

ただその一方で、本当に自己成長だけでいいのか、キャリアアップ、そして続く金銭的な向上だけでいいのか、このような疑問も常に頭にあるというのも事実です。

 

せっかく、自分の人生の多くの部分を使って、働いているんですから、自己成長やお金など、成果を自分のものに限定するのではなく、社会や他の人々 に対して、一歩でなくとも半歩でいいから何らかの良い影響をもたらしたい、そう考えていました。

 

そう考えていた中、このテーマについてヒントを与えてくれる、すばらしい本に昨日出会いました。その本は、糸井重里さんが主催される、「ほぼ日ブックス」から発行されている、「岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。」と言うタイトルです。

 

岩田さんは、1959年に生まれ、2015年7月に亡くなられました。任天堂と言えば、花札に始まり、スーパーマリオ屋やゲームボーイ、スーパーファミコンなどを世に送ってこられた創業者の山内さんの存在はなくてはならないものですが、 2002年から社長に就任され、ニンテンドーDSやWiiを生み出され、プログラマーとしてまた、経営者としても、人間味あふれる経営をされる方と感じて注目していました。

 

もう一つ、岩田さんに注目した理由は、岩田さんがプログラマー出身の経営者であると言うことです。個人的な感想ですが、プログラマー出身の経営者には優秀なマネジメントをされる方が多い、と言う実感があります。

 

例えば、Microsoftのサティア・ナデラ CEOです。以前の記事でもナデラ CEO がリーダーシップで学ぶべきロールモデルと言う記事を書いています。また、岩田さんは、人間としての器の大きさを教えてもらえるロールモデルとしてあげさせてもらっています。

 

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なぜ、プログラマー出身者の経営者は素晴らしいと言えるのか。岩田さんも本の中で言われていますが、プログラマーと言う世界は、作ったプログラムがもし動かないとしたら原因は全部、プログラムした人にあると言う、完全に理詰めの世界です。そして、原因と結果がここまでシビアにはっきりと出てくる世界もそう多くはないと思います。

 

プログラムの経験が会社の経営に活きている

プログラムというのは、純然たる、純粋なロジックなので、そこに矛盾が一つでもあったら、そのシステムはちゃんと動かないんですね。機械の中で間違いは起こらないんですよ。間違いは全部、機械の外にある。だから、システムが動かないとしたら、それは明らかに自分のせいなんです。

(中略)

わたしは、人と人とのコミュニケーションにおいても、うまく伝わらなかったらその人を責めずに、自分の側に原因を探すんです。コミュニケーションがうまくいかないときに、絶対に人のせいにしない。「この人が自分のメッセージを理解したり共感したりしないのは、自分がベストな伝え方をしていないからなんだ」と思うようにすると決めたんです。

 

岩田聡 「岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。」(ほぼ日ブックス)より引用

 

このように物事を理詰めやロジックで考えられる能力に加え、岩田さんやナデラさんのようなユニークで人間味あふれる性格や魅力が加えられ、ロジックと人間味が融合したときに経営や人、組織のマネジメントは最高の状態に達することができるのではないかと言う仮説を持っています。今、実際に自分で経営を担うようになってから、この2つの力を持つお二人、特に岩田さんの経営者としてのバランスの良さ実感します。

 

2. 任天堂の岩田(聡)さんから学んだ仕事の目的、意味

この、岩田聡 「岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。」という本はもしかしたら今年1番のあたりの本です。今、実際に経営やマネージメントに従事するようになり、多くの部下や仲間を束ねる立場になってわかったマネジメントの難しさを感じている中で岩田さんの言葉や名言、そして行動の数々からいろいろなヒントを得ることができます。

 

岩田さんから学んだこと
(赤のラインは本の内容、黄色は私の所感)

 

  • 本物の良質なマネジメントは左脳的な要素(ロジックや理詰め)とベースとしての人間味や好奇心が合わさった時に生じる
  • 最終的に良い結果を生むマネジメントとは、人に立脚した人重視のマネジメントである可能性が高い
  • コミュニケーションをていねいにとる、よいコミュニケーションとは相手との共感が得られた時に生まれる
  • 尊敬、感動に値する人には年齢や性別によらず素直に敬愛する、人間、どのような立場であっても人としての素直さを忘れてはならない
  • あらゆる仕事やプロセスには必ず「ボトルネック」が存在する。全体としてどうにかしたかったら、まずボトルネックを見つけてそこを集中的に直す。
  • 経営改善にしてもプロセス改善にしても、ありとあらゆる改革は現状否定から入ってしまいがちであるが、それは同時にこれまで積み上げてくれた人の否定にもつながることを深く自覚しなくてはならない。
  • これらの人は不真面目に現場のプロセスを作ってきたのではなく、多くの人が善意と誠実な熱意でやってきたことを忘れてはならない。誠実にやってきたアウトプットに対して現状を否定することはやってはならない。
  • 面接や面談では相手の聞きやすい質問から始めて、アイスブレイクすることが効果的
  • 自分が伝えた痛いことやコミュニケーションがうまくいかないときに、人のせいにしない。「この人が自分のメッセージを理解したり共感したりしないのは、自分がベストな伝え方をしていないからなんだ」とまずは、自責のスタンスで課題を見つめてみることが大切。

 

本当に多くのことに共感でき学ぶことが多い本書ですが、一番、刺さったものは岩田さんの以下のような言葉でした。

 

わたしは、ただしいことよりも、人がよろこんでくれることが好きです。 自分の価値体系のなかには、「まわりの人がよろこぶ」とか、「まわりの人がしあわせそうな顔をする」とかいうことが、すごく上位にあるんですよ。もう、「そのためなら、なんだってしちゃうよ!」というところがあるんです。

(中略)

自分は、ほかの人がよろこんでくれるのがうれしくて仕事をしている。それはお客さんかもしれないし、仲間かもしれないし、仕事の発注者かもしれないけど、とにかくわたしはまわりの人がよろこんでくれるのが好きなんです。まわりの人がしあわせそうになるのが自分のエネルギーなんです」みたいなことをお話ししたんです。

 

岩田聡 「岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。」(ほぼ日ブックス)より引用

 

今、日本の職場の現場はリストラであったり、長時間残業だったり、鬱を引き起こす職場だったりとギスギスしたり、余裕のない環境も多いと思います。実際に私も授業の成果を実際の数字で求められたり、事業計画の達成状況をいつも気にしてたり、と切羽詰まっている状況であることを思いです。

 

でもよくよく考えてみると、仕事の本当の目的と言うのは事業計画を守ることだけでは無いはずですし、お金を稼ぐだけが目的でもないですし、自己成長と言う自分の目標達成だけでもないはずです。本当の仕事のモチベーションと言うのは、岩田さんが言われるように誰でもいいので、1人でも多くの人に喜んでもらえたり、自分たちが提供する商品やサービスによって幸せになってもらって喜んでもらう時に最大化されると思いますしこれがモチベーションを長く維持し続けることのできる1番大切なことではないかと言うことを岩田さんから改めて教えてもらいました。

 

若手のみなさんもしかしたら今、困難で辛い時期にいる人もいるかも知れませんが、目先のことだけではなくその困難や辛さを乗り越え、強く、成長した時に、人に喜んでもらえたり、人を幸せにすることができる力を持つことができると信じています。ですので、今の困難や辛さにはそのような意味や意義がある、ということを実感できればまた違った見方ができるかもしれないですし、気分が楽になるかもしれません。

 

また、マネジメントを任されたり部下を持ったりするわれわれはもっと人に立脚し、部下の人たちや仕事上のパートナーの人々、そしてカスタマーの幸せに対してコミットする割合を増やすことが有効かもしれません。全てが岩田さん部下の人たちや仕事上のパートナーの人々の幸せに対してコミットする割合を増やすことも有効かもしれません。全てが岩田さんのマネジメントや任天堂の成功のようにうまくいくとは限りませんが、少なくともギスギスして、人が縮こまっているような組織マネジメントよりははるかに良いマネジメントが実現でき、高い経営成績を収めることができる可能性が高いと実感しています。そういうことを、岩田さんはおっしゃっているような気がします。

 

3. 【参考】今回引用した書籍の紹介

書籍名:岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた
出版社:株式会社ほぼ日
ページ数:224
発行日:2019年7月30日
読了に要した時間:2.5時間

 

本当に良い本に出会いました。「ほぼ日」さん、糸井さんやスタッフの皆さん、そして、岩田さん、本当にありがとうございました。

 

 

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