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キャリア

複数のキャリア軸をもって自分を高く売ろう

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みなさん、こんにちわ。Taka(@taka_learnwork)です。
今日は皆さんも社会人になって一度は考えたことがあるかもしれない、仕事のキャリアプランについて、どのように考えればいいのかについて書きたいと思います。

 

1. 複数のキャリア軸をもって自分を高く売ろう

皆さん、転職や就職の際にはできるだけ自分の経験や知識は高く評価してもらって、できるならば高く買ってもらい、収入を多くしたいですよね。私も最初の転職では特に収入アップを強く意識していました。ただ、特に社会人になって初めてのころや、初めての転職の時にはよほどの特殊なスキルや経験がない限り、転職でそこまで大きな収入アップにはつながらないというのが現状です。

 

その理由は何かというと、やはり経験が浅い、キャリアに深みがないということになります。ただ、心配はしないでください。若い頃は仕事を始めて間もないことからある程度仕方のないことです。もう少し、深堀りしてみます。

 

今、採用する立場の人間として多くの採用面接を行っていますが、特に35歳以上のある程度上のポジション(日本でいうと係長以上のクラス)のポジションを採用する際によく見るポイントがあります

 

面接で見ているポイント

  • 自分のコアとなる軸(スキル、経験)を持っているか
  • その上で、いくつかの専門外のことで、少なくともその道のプロ(コンサルタントや外部の協力パートナー)と会話、議論できるくらいの第二、第三のキャリアの幅(得意領域や経験)を持っているか
  • 過去に失敗経験があるか(ある方がいい)、またこれは辛かったという経験を持っているか
  • 自分の言葉で語っているか、など

 

最初のポイント(コアスキル、経験)は外せないポイントとして外すことはできませんが、その上で複数の領域である程度高い内容を会話したり、議論できたりする人に会うと嬉しくなります。特に若い方でそういう人に出会うと、好奇心が旺盛だったり、学ぶスピードがそもそも速いという特徴を持つ人が多いので、面接での通過率も高くなります。

 

2. 一つのキャリアの軸だけだとなかなか自分を売りにくい

社会人を20年近くやってくると、さすがに自分のコア領域以外に知識や経験を求められる場面が多くなります。その時に、私はこれしかありませんのでというコメントはなかなか許されない、という場面を多く見てきました。これは、一つのことを極めるとか、専門性を否定することではなく、それはそれで素晴らしく、尊重されるべきことですが、私の在籍してきた環境ではそういう傾向が多かった気がします。40歳を前後のあたりで、更なる上席のポジションや活躍の機会、可能性を持ち続けている人、そうではない人の間には明確なラインがある気がします。

 

私の場合、単に出世するとか、高い給料をもらうとかいうのはどちらかというと二の次であり、こだわりの点ではないのですが、将来のキャリアの質や幅の機会や可能性を持ち続けるという点には非常にこだわってきました。もちろん、お金などのベネフィットにこだわっていないとは言っても、自分のコアとなる軸を持ち、更にいくつかの領域の軸を持ち、結果を出すことで最低でも日本の平均賃金と言われる水準の2倍、3倍くらいなら、40歳の前後までにはそう難しくなく達成できると思います。

 

私の経験や感覚としては、社会人になって(学部生であれば22歳前後)から27歳、28歳までにはとにかく「これは!!」という自分の確固たる専門領域を見つけて、そこを熱心に深掘りすること。その時期は大企業と言えども年収500万円位が精一杯でしょうし、割りに合わないと思うこともあると思います。努力のインプット量に対して、自分の成長実感や給料の上がり方が小さい、低いと感じることもある時期です。でも、その時の下積みは次の10年(30代)の基礎となりますし、ここで必要なインプット(努力)をしているか否か、というのは今後の社会人人生を大きく左右する重要な時期です。

 

成長曲線と実際のインプット量の相関図(筆者作成)

 

ここで諦めてしまったり、リスクを認識することなしに安易に転職をしてこれまでの努力を台無しにしたり、転職先で苦労したりしてしまうため、自分に必要なものは何か、ということをしっかりと考えて安易な判断と行動を避けることをお勧めします。ブログでもそうですが、一定期間の報われない努力も必ず、いつかはどこかで花咲くものです。それは経験上からも色々な人の実体験を見てきた経験からもそう言えます。

 

 

3. 複数のキャリアの軸を持つには

複数のキャリアの軸とこれまで書いてきましたが、軸は基本的に2つの要素からなります。

  1. 職種軸
  2. 業界軸
  3. 地域軸

どちらも大切なポイントですが私としてはまず、「職種」を強くすることをお勧めします。私は社会人になって初めて配属された部門が事業企画部というところでその中でも、中期計画や年度予算を設定し、数字面から事業戦略を立案する部門からキャリアをスタートしました。いわゆる、管理会計というやつです。これを国内のインターネットプロバイダー事業で5年経験しました。その後、社内異動を通じて、管理会計の職種を軸は維持しながら、国内事業から海外事業に軸を拡大しました。

 

その後、転職を経て2社目の会社では数字のプロを目指し財務会計の領域に4年ほど従事し、いわゆる、財務会計の軸を強化しました。さらに3社目の会社では数字(管理会計、財務会計)の軸をベースに経営企画としての職種軸を加えて、15年間で3つの軸を強化してきました。その後、現在は欧州法人2社の経営職として、管理会計、財務会計、経営企画軸の3つのコアに加えて、人事、資材購買、ITなどキャリアの幅を広げている最中です。私個人的には最終的にはこれらを全て集約して、いわゆる専門職としての「経営者」としての軸を確立したいと考えています。

 

一方で2番目の業界軸ですが、1社目は総合電機(担当領域はインターネットプロバイダー事業、PC/サーバー事業、通信機器事業)、総合人材/サービス事業、そして現在の食品事業と業界を変化させながら様々な変化を経験してきました。この業界を振るというのは大きな意味があって、最初の重厚長大産業(1件当りの取引額が数十億縁から数百億円)から現在のファストムービング(1件当りの取引額は数十円から)とビジネスモデルが全く異なります。また、1社目、3社目は製造業である一方、2社目は完全なサービス産業であったためここでもビジネスモデルの違いを体験してきました。

 

私の事例が正解だとは言えませんし、それぞれの皆さんのキャリアの考え方というのは千差万別でそれが個性となりますので胸を張って言えることではありませんが、1つ言えることは3軸でキャリアをバランスよく築いていくことで仕事やキャリアの可能性を幅広く維持できると同時に、1つの業界や職種がダメになったとしてもつぶしがきくというリスクマネジメントの点でも有利だと感じています。

 

自分の収入などについては触れることは控えますが、この段階までキャリアを築くことができれば、結果的にいわゆるビジネスマンとしての目標と言われる金額の1.5倍から2.0倍程度の収入を獲得することはそれほど難しいものではありません。

 

キャリアプランを立てることは大切と言われますが、私もこれは大切なことだと思います。今回、これを考えるときにヒントとなるポイントとして3つのキャリアの軸があることをお伝えしてきました。ただ、キャリアプランというのは時として自分の設定した内容から外れてしまうこともあります。全てを自分で決めることができればいいのですが、会社と社員という関係もあり、全ての望みを会社に飲んでもらうことは非常に難しいです。私もそうでした。ただ、塞翁が馬という言葉もある通り、その与えられた道が結果的に良かったということはいくらでもあります。まずは前向きに捉え、どうしても納得がいかなかったり、別の道が正しいと心から信じられるのであれば転職も含めて意識的に自分で道を選択することもできると思います。

 

 

皆さんが充実したキャリアプランが計画でき、充実したキャリアとなることを祈っています。応援しています。

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