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学び

英会話の技術を学ぶ以前に必要なこと

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1. 英語が全く話せなかった時の話、私の場合

以前の記事にも書いたのですが、今は、海外で生活し、仕事でも打ち合わせから交渉まで当然ながら英語の環境で過ごしています。今となっては何も特別感はなく、普通の生活をしているにすぎないのですが、15年前の自分が今の自分を見たら恐らく信じられないだろうな、と思います。

 

15年前の私はごく普通の平凡な英語力で、留学経験もなければ海外での仕事の経験もなく、英語に関してはただただ平凡な状態でした。ただ、幸か不幸か英語力が平凡にもかかわらず、エレクトロニクスメーカーで海外事業を日本から支援する部門に社内公募制度を使って応募、まぐれで通過してしまい、否が応でも英語を使わないといけない環境になってしまいました。

 

 

そこから努力をして、1年後には英語ペラペラ、仕事も順調・・・といけば美しいのですが、現実はそう甘くありません。出張に行っても現地社員の前でろくに自己紹介もできず、本社代表として参加したロンドンでの打ち合わせは4時間の打ち合わせの間に、一言も(本当に一言もです)発言できず、小さくなる、と言った状態でした。本当に惨めでしたね。

 

また、別の会議ではこれまでの反省を元に会議内容を想定して、シナリオ集を30時間近くかけて作り、その英訳を丸暗記したものの、会議の会話は当然シナリオから外れ、そこでもほぼ話すことができず、悲惨を通り越してギャグの世界でした。英会話に対する劣等感の塊で外国の空港で外国人を見てはうらやましい、どうしたらそうなれるのかと途方にくれている状態が2年は続いたと思います。

 

2. 英語が話せないと嘆く前に見直してみるべきこと

2年間、悶々とした海外事業生活の中である時、ふと気づいたことがあります。それは、そもそも英語でも日本語でも自発的に自分の言いたいことが無い、と言うことでした。具体的には、これまで英語で話さなくてはいけないことが、あくまで他人が作ったシナリオということであり、他人のそれを綺麗な英語で伝えようとしようとしていたことでした。

 

要は自分の言いたいことを、自分の言いたい表現でそもそも話していなかったと言うことです。さらに気づいたことは、実は英語固有の話ではなく、日本語でも同じと言うことです。日本語での会議であっても、英語よりは当然話をし、説明する機会は多いですが、傾向としてやはり、他人が作ったシナリオに沿ってそこから外さまいとする自分がいて、そこからそれることは言わない、言えないという状態でした。

 

いわば、他人が書いたシナリオをいかに流暢に、美しく話すか、それが当時の私にとっての英会話のゴールになっていたのかも知れません。そこに気づいた後、人のシナリオであったとしても、極力そのシナリオを自分の意見として持つことができるまでに理解するようにし、一旦、言語は除いて、議論の内容や会議の内容そのもの、もしくは言いたいことは何かということをしっかり自分のものとし、自分の中から発せられるものとして落とし込むという努力を続けました。

 

その結果、何が起きたか、まず、きれいな英語で話そうなどという見栄や恥ずかしさというのは消えて無くなります。●●●を自分の意見として伝えたいというゴールがありますので、伝われば勝ちとなり、手段は選ばない自分が出来上がっていました

 

これから言えることは、誰もが言っているように、言語は一つの手段でしかなく、大切なことは「自分が伝えたいこと」を伝えきるというのが英語学習には必要だということです。これは日常会話も同じですね。自分が知っている内容についてと、知らない内容では話せる、聞けるの水準に3倍近く、理解やアウトプットに差が出てくるような気がします。ですので、英語の技術以前に何を話したいのか、誰もが言うあの事実は本当です。

 

この境地に達すると、多少、英語の表現が間違っていたり、発音が気になるなどというのはあまり大きな問題ではなくなります。それと同時に、失敗に対する恐怖が大きく下がります。まずは、この失敗に対する恐怖や見えを取り除くのが英会話を上達させる上では非常に重要なポイントです。

 

今日は悔しい思いをした過去の話と、英語を話したり、聞いたりする以前に話したいことは自分の言葉として持っていますか、という話をしました。次回以降は具体的な技術の話について自分の経験も交えながらお話ししたいと思います。

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