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社会人のキャリアアップにMBAは効果あり

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今日は35歳から2年間の時間を多く捧げたMBAについて書きたいと思います。

 

社会人の皆さんで一度はMBAの取得を考えた人もいると思います。ただ、学費が高かったり、仕事との両立が難しかったりと難易度の高いものです。

 

MBAにお金と時間を投資するのはありか?これについて考えてみます。

 

1. 社会人のキャリアアップにMBAは効果あり

なぜ、大金を払って、苦労してまでMBA (経営学修士)を取ろうと思ったのか。正直にお話をすると、それまでの知識不足や経験不足に対する、コンプレックスを払拭したかった、と言うなんとも短絡的で高尚ではない理由がMBAを取得しようと思ったきっかけでした。

 

以前の記事にも書きましたが、当時勤めていた会社で圧倒的に能力と知識、そして経験が足りないことが判明していました。起きれなくなる位に仕事で追い詰められ、精神が病むいっぽ手前まで来ていましたが、そのもがく中でまずは知識だけでも手に入れよう、と思ったことが直接的なきっかけです。

 

志望校は早稲田大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)の1本にしぼり、半年ほど入学試験に向けた勉強を進めました。

 

幸いなことに業務にも少し慣れ時間が少しできたことからタイミングよくスタートすることができました。今考えると、仕事が追い詰められた状態ではとても勉強どころではなかったので、その点ではラッキーだったと思います。

 

このように最初の動機は非常に短絡的なものでしたが、実際に入学して講義や自己学習を進めるうちに、一流の教授の方々から伝授される本物の知識や考え方とメソッド、一流の同期と深く議論し、本物の同志となっていくプロセスや知的な刺激は想像を圧倒的に超えたものであり、単なる知識の習得や経験を得ると言う表面的な目的だけでは無い、学びの本質、本物に触れる喜びを得ることができ、2年と言う時間と350万円近くの授業料を払ってでも行く価値は十分にあると今でも感じています。

 

2. MBAで何が学べるのか(概要)

これはどこのビジネススクールでも基本的に同じだと思いますが、ビジネススクールではビジネスの基本ルールとも言える理論が学べます。

 

ビジネススクールで学べる領域

  • 人事組織戦略
  • マーケティング・事業戦略
  • 経営戦略
  • 会計・コーポレート・ファイナンス
  • アントレプレナーシップ
  • 問題解決メソッド
  • グローバル戦略
  • MOT(技術経営)

上からの4つは、ビジネススクールでは鉄板の科目です。アントレプレナーシップ、問題解決ですと、グローバル戦略、技術系などはもしかするとそれぞれのスクールであったりなかったりするかもしれません。

 

早稲田のビジネススクールの特徴は、理論と実際の実務のバランスのとれた科目群であることです。いわゆるアカデミックな理論を学ぶだけで、実務に活かすことがなかなか難しいのですが、実務に接した教授が比較的多いこともあり理論を実務に落とし込んだ形で講義してくれる事は我々ビジネスマンにとっては大変ありがたいことでした。

 

私の場合、前職で海外事業を統括する本部に在籍していた関係もあって、グローバル戦略に興味を持ち、この領域で独自の科目群を持っていたのが早稲田大学ビジネススクールだったこともあり、早稲田一択でした。

 

今でも続いているかどうか不明ですが、2014年当時はMBAコースとしては珍しく、修士論文を提出することが学位色の条件であったことも早稲田大学ビジネススクールの面白い特徴でした。論文自体は非常に困難で、大変な労力を有するものでしたが、結果的に深く学び、統計の知識も駆使しながら分析し、それをアウトプットに仕立てると言う一連のプロセスを体感することができ、非常に有意義な経験だったと思います。

 

3. MBAをとることの本質的な意味

MBAを取得する前は数百万円も払って本当に行く価値はあるのか、もしかしたらいつか来るかもしれない転職の際には有利に働くのか、などと回収面で色々と考えていました。

 

別の記事で書きますが、特に国内のMBAを取得することで、例えば今の会社の給料が上がったり、転職でその分がオプションとして上乗せされる機会はそう多くないというのが現実です。

 

ただ今にして思えば、求めるべきはそこではないな、と言う考えです。MBAどちらかと言うと、ビジネスマンとしての基礎というか足腰を鍛えてくれる機会だと感じています。

 

例えば、考えることそのもののスキルだったり、知識を得てそれを実務と結びつける能力であったり、ディスカッションを通じてアウトプットにつなげる力であったり、ビジネスマンとしての知識やスキル、マインドセットなどが大幅に高まる事は事実です。

 

MBAを通じた学び、得られること

  • 経営理論の基礎知識(体系的に学べることがMBAのメリット)
  • 経営理論と実務のつながりを体系的に理解することができる。
  • 情報のエッセンスを読取る力(=不要な枝葉を切り捨てられる情報の取捨選択力)
  • 苦労を分かち合える同士(主にゼミの仲間たち)
  • ギリギリの中でのタイムマネジメント、時間の制約やプレッシャに対する耐性を得ることができる
  • 時間がない中で、自然と時間の有限性を認識することができ、時間を大切にしようと言う意識が自然に芽生える
  • 自分の無知を知ることができる。もっと、成長せねば、成長したいという気持ちが自然に出てくる
  • ライティング力(論文執筆やレポートを通じて鍛えられる
  • 普段では本でしか出会えないような超有名な経営者や教授に直接教えを得ることができ、知識だけではなくマインドセットや人生そのものに対する向き合い方などのポリシー学ぶことができる

 

そして、これらの基礎的なものがすぐに効果を発揮するかと言われれば、そうでないのも事実です。ただ、これはビジネスマンとして確実に我々を強くしますし、数年後には何倍もの力となって返ってくることだけは保証できます。

 

今、経営者となってわかるのですが、これらの基礎知識や基礎技術を持っている人と持っていない人では、その後の社会人人生は大きく違ってくると感じます。よりマネジメントの領域に入れば入るほど、今まで自分が経験してこなかった領域の仕事にも関係してくることが多くなりますし、その時に、初めての領域であっても、あるべき姿を知っているか知っていないかと言うのは、目標設定やその後の実際のプロセスの実行の面で大きく差が出てきます。

 

また、タイムマネジメントや思考力の基礎技術も大幅にアップしてると思いますので、MBAは確実に皆さんの力になるはずです。

 

価値として、即効性は無いかもしれませんが、長い目で見るとお金や時間を投資した以上の回収は何倍もの量で確実に回収できるというのが実感です。

 

もし、皆さんの中で、 MBAを検討されている方はいらっしゃるならば、それは価値のあるチャレンジだと私は思います。

 

それよりも、一番価値は本物の知に出会うことのできる喜びです。

 

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